この記事では、最新のAI言語モデルであるGPT-4を搭載したERESA PROの「AIアドバイス機能」について詳しく説明します。
2023年5月現在、ChatGPTに搭載されているGPT-4は、有料版の「ChatGPT Plus(月額20ドル)」でしか利用することができません。しかし、ERESA PROのAIアドバイス機能を通じてもこのモデルを利用することが可能です。
このチャットボットは、Amazonや物販に関する知識を特別に学習させており、通常のChatGPTとは異なる特性を持っています。そのため、情報の正確性が向上しています。ただし、Amazon、ERESA、物販に関連しない質問については、回答することができませんのでご了承ください。
- 〇〇月に売れる商品について教えてください。
- 〇〇のタイトルに対しておすすめのSEOキーワードの提出
- 物販に関するノウハウや質問
- 各種翻訳
- 取引メールの作成
- 商品タイトルや説明の改善案の提出
曖昧な質問や各種データ(売上個数など)にアクセスする必要がある質問を行うことができません。
ERESA PROのAIアドバイサーはAmazonやERESA PROに関する知識を兼ね備えているChatGPTというイメージです!
AIアドバイス機能の利用方法
「チャットボット」になりますので、チャットを通してAmazonやERESAに関する様々な質問をすることができます。
ChatGPTと同様に、提供される「プロンプト」によって回答の質が変わります。これは、質問や指示の内容と形式がAIの回答に直接影響を及ぼすためです。明確で具体的なプロンプトはより精度の高い回答を生み出します。
「プロンプト」とは?そしてその重要性について
「プロンプト」は、ChatGPTに対する指令で、適切な応答を生成するために必要です。
基本的な構成要素として、以下の4点が挙げられます。
- 指令(命令): 文章の作成、要約、添削、翻訳、分類など、特定のタスクを行うための指示が含まれます。
- 文脈(前提・背景情報): 指令の結果をより精密にするために、前提条件や背景情報が提供されます。
- 入力データ(素材等): 出力を生成するために必要なデータ、例えば、要約や校正前の文章、キーワードリストなどが含まれます。
- 出力指示子(形式・フレームワーク・条件等): 出力の形状を定める指定があります。例えば、文字数制限や言語の指定など。
これらの要素を全て用意する必要はないものの、これら4つを考慮することで、望む回答を得る確率が高まります。
ERESA PROのAIアドバイサーでもChatGPT同様にプロンプトを利用することができます。
上手く回答を得られるプロンプトの一例
代表的な質問テンプレートとして、Note株式会社CXOの深津貴之さんが考案した「深津式汎用プロンプト」があります。
以下を雛形として「#命令書」や「#制約条件」、「#入力文」の内容を調整することで、精度の高い回答が得られるプロンプトが簡単に出来上がります。
#命令書:
あなたは、[任意の文章]です。
以下の制約条件と入力文をもとに、[任意の文章]を出力してください。
#制約条件:
・文字数は○○文字程度。
・○○にも分かりやすく。
・重要なキーワードを取り残さない。
・文章を簡潔に。
#入力文:
<ここに文章やURLを貼り付ける>
#出力文:
上記のような形式でチャットボットにたいして質問して頂けると質の高い回答を得ることができます!(もちろんシンプルな質問も大丈夫です。)